物理

振幅・振動数とは? | 音の性質についてわかりやすく解説【中学 理科】

中学1年では、音の性質について勉強します。

この記事では、「音とは?」「音の速さ」「振幅」「振動数」などについて解説しています。

それでは早速、音の性質について一緒に勉強していきましょう!

【はじめに】自己紹介

このサイトは、現役の中学教師である「たつや」が管理・運営しています。


このサイトは、教師である私が「より多くの人に科学の面白さを知ってもらいたい!」「中学生が理科を好きになるようなサイトをつくりたい!」という思いのもと執筆しています。

私の簡単な自己紹介はこちらです!

現役の中学校教師
理科教育歴 5年
理科の中でも「生物」が大好き!
サイト運営 2021年7月~
座右の銘は「不言実行」

まだまだ発展途上のサイトで、至らない点も多くあるかと思いますが、これからも「かめのこブログ」をよろしくお願いいたします(^○^)

私の詳しいプロフィールはこちらから!

0. 「音」の記事 一覧

「音」の単元に関係する記事の一覧です!

今、学習している内容がどこにあたるか確認しておきましょう!

【「音」の記事 一覧 】

 ① 音の性質   (←今はここ!)

 (Coming soon !!)


1. 音とは?

●音
物体の振動が耳まで届くことで聞こえる。振動(波)の一種。


●音源
楽器やスピーカーなど、音が出るものを「音源」といいます。


●音の伝わり方
物体の振動が空気などの物質に伝わり、耳の鼓膜まで届くことで聞こえる。

音は固体、液体、気体のすべての物質で伝わる。

振動が伝わる物質がないため、真空中では音は伝わらない。

2. 音の速さ(音速)

●音の速さ
一般的に、音の速さは340m/sと表される。
(この速さは15℃の空気中での速さである。)


●固体、液体、気体中の音の速さ
音の速さは、固体、液体、気体の順で速くなる。

海水中では、音速は約1500m/sである。
地面(地殻)の中音速は、約5000〜7000m/sである。


●【応用】音速の決まり方
音速は、物質の状態(密度、圧力、温度)によって変わる。


●【コラム】ヘリウムで声が高くなる理由
音は分子量が小さい気体の中の方が速く伝わる。ヘリウムの分子量は4、空気の平均分子量は29である。

3. 音の大きさ

●音の要素
音は主に「大きさ」と「高さ」の2つの要素でできている。


●音の大きさ
音の大きさは「振幅」と関係している。

振幅が大きい → 大きい音  となる
振幅が小さい → 小さい音  となる

4. 音の高さ

●音の高さ
音の高さは、音の「振動数」と関係している。

振動数が大きい(波の数が多い) → 高い音  となる
振動数が小さい(波の数が少ない)→ 低い音  となる

●振動数の単位
振動数の単位を「Hz(ヘルツ)」という。

ヘルツの値が高ければ高いほど、高い音。
ヘルツの値が低ければ低いほど、低い音。

ヘルツ(Hz)は
振動の数(波の数)÷ 時間(秒)で求められます。

例えば、10秒間に400回振動する音なら
400 ÷ 10 = 40(Hz) となります。

●【コラム】人が聞こえる音の範囲
ヒトは 2〜20000Hzまでの音しか聞くことができない。

5. まとめ

今回は「音の性質」について解説しました!


最後に今回のポイントをおさらいしていきましょう。

音の性質のポイント

① 「音」は、振動の一種である。

② 音は、固体・液体・気体などの物質が振動することで伝わる。

③ 音の大きさは「振幅」によって決まる。

④ 音の高さは「振動数(Hz)」によって決まる。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

6. 関連記事 一覧

【「音」の記事 一覧 】

 ① 音の性質   (←今はここ!)

 (Coming soon !!)