中学1年では、音の性質について勉強します。
この記事では、「音とは?」「音の速さ」「振幅」「振動数」などについて解説しています。
それでは早速、音の性質について一緒に勉強していきましょう!
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0. 「音」の記事 一覧
「音」の単元に関係する記事の一覧です!
今、学習している内容がどこにあたるか確認しておきましょう!
① 音の性質 (←今はここ!)
(Coming soon !!)
1. 音とは?
●音
物体の振動が耳まで届くことで聞こえる。振動(波)の一種。
●音源
楽器やスピーカーなど、音が出るものを「音源」といいます。
●音の伝わり方
物体の振動が空気などの物質に伝わり、耳の鼓膜まで届くことで聞こえる。
音は固体、液体、気体のすべての物質で伝わる。
振動が伝わる物質がないため、真空中では音は伝わらない。
2. 音の速さ(音速)
●音の速さ
一般的に、音の速さは340m/sと表される。
(この速さは15℃の空気中での速さである。)
●固体、液体、気体中の音の速さ
音の速さは、固体、液体、気体の順で速くなる。
海水中では、音速は約1500m/sである。
地面(地殻)の中音速は、約5000〜7000m/sである。
●【応用】音速の決まり方
音速は、物質の状態(密度、圧力、温度)によって変わる。
●【コラム】ヘリウムで声が高くなる理由
音は分子量が小さい気体の中の方が速く伝わる。ヘリウムの分子量は4、空気の平均分子量は29である。
3. 音の大きさ
●音の要素
音は主に「大きさ」と「高さ」の2つの要素でできている。
●音の大きさ
音の大きさは「振幅」と関係している。
振幅が大きい → 大きい音 となる
振幅が小さい → 小さい音 となる
4. 音の高さ
●音の高さ
音の高さは、音の「振動数」と関係している。
振動数が大きい(波の数が多い) → 高い音 となる
振動数が小さい(波の数が少ない)→ 低い音 となる
●振動数の単位
振動数の単位を「Hz(ヘルツ)」という。
ヘルツの値が高ければ高いほど、高い音。
ヘルツの値が低ければ低いほど、低い音。
ヘルツ(Hz)は
振動の数(波の数)÷ 時間(秒)で求められます。
例えば、10秒間に400回振動する音なら
400 ÷ 10 = 40(Hz) となります。
●【コラム】人が聞こえる音の範囲
ヒトは 2〜20000Hzまでの音しか聞くことができない。
5. まとめ
今回は「音の性質」について解説しました!
最後に今回のポイントをおさらいしていきましょう。
① 「音」は、振動の一種である。
② 音は、固体・液体・気体などの物質が振動することで伝わる。
③ 音の大きさは「振幅」によって決まる。
④ 音の高さは「振動数(Hz)」によって決まる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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