中学校では、「軟体動物」について学習しますが、その特徴や例をご存じですか?
この記事では、「軟体動物とは」「軟体動物の例」「軟体動物の特徴」などについて解説しています。
それでは早速、「軟体動物」について、一緒に学習していきましょう!
1. 軟体動物とは
「軟体動物(なんたいどうぶつ)」とは、無セキツイ動物の分類の1つです。
(「無セキツイ動物」とは、背骨をもたない動物のこと)
無セキツイ動物には、他にも「節足動物」などの分類があります。
ちなみに、背骨をもっている動物のことを「セキツイ動物」といいます。
2. 軟体動物の例
軟体動物には、色々な動物が属しています。
代表的な軟体動物には次のような動物がいます。
タコ、イカ、アサリ、シジミ、サザエ、カタツムリ、ナメクジ
また、あまり知られていない動物ではありますが、クリオネやウミウシも軟体動物です。
タコ | イカ |
(UnsplashのDiane Picchiottinoが撮影した写真) | (Unsplashのkate estesが撮影した写真) |
アサリ | カタツムリ |
(GonzaKnoxによるPixabayからの画像) | (PexelsによるPixabayからの画像) |
クリオネ | ウミウシ |
(Photo by Bong Grit(2010)/ CC BY-ND 2.0) | (Arhnue TanによるPixabayからの画像) |
3. 軟体動物の特徴
続いては、軟体動物の特徴についてです。
軟体動物は「外とう膜(がいとうまく)」という膜に内臓がおおわれています。
ちなみに、この外とう膜は筋肉でできています。
また、貝類はこの外とう膜から炭酸カルシウムを分泌して、貝殻をつくります。
4. 生物の分類
今回紹介した「軟体動物」以外にも生物は色々な分類の方法があります。
たとえば、「動物」や「植物」も生物の分類の1つです。
中学校では、動物や植物の分類について詳しく習うので、この機会に少しだけ復習しておきましょう!
① 動物の分類
動物には、「セキツイ動物」と「無セキツイ動物」の2種類がいます。
セキツイ動物とは、背骨をもつ動物のことです。
セキツイ動物には「魚類」「両生類」「ハチュウ類」「鳥類」「ホニュウ類」がいます。
一方で、無セキツイ動物とは、背骨を持たない動物のことです。
例えば、カブトムシ、ムカデ、タコ、イカなどは無セキツイ動物です。
無セキツイ動物には、「節足動物(せっそくどうぶつ)」「軟体動物(なんたいどうぶつ)」などのさらに細かい分類もあります。
動物の分類についてより詳しく知りたい方は、下の記事も合わせて読んでみてください!
② 植物の分類
また、もう少し話を広げて植物の分類まで話を広げてみましょう。
植物には種子をつくる「被子植物(ひししょくぶつ)」「裸子植物(らししょくぶつ)」がいます。
また、種子をつくらない植物には「シダ植物」「コケ植物」がいます。