中学校の理科では、「火山岩」について学習しますが、よく理解できていますか?
この記事では「火山岩とは」「火山岩の種類」「岩石の種類」などをわかりやすく解説しています。
それでは早速「火山岩」について一緒に学習していきましょう!
1. 火山岩とは
「火山岩(かざんがん)」とは、マグマが地表近くで急に冷え固まってできる岩石のことです。
火山岩には、「流紋岩(りゅうもんがん)」「安山岩(あんざんがん)」「玄武岩(げんぶがん)」の3種類があります。
火山岩は、マグマが急に冷え固まってできるため、「斑状組織」というつくりをしています。
斑状組織の大きな結晶部分を「斑晶(はんしょう)」、小さな結晶が集まった部分を「石基(せっき)」といいます。
2. 火山岩の種類
火山岩には、「流紋岩(りゅうもんがん)」「安山岩(あんざんがん)」「玄武岩(げんぶがん)」の3種類があります。
岩石に含まれる「無色鉱物」の割合が多いほど白っぽく、「有色鉱物」の割合が高いほど黒っぽくなります。
3. 岩石の種類
岩石にはさまざまな種類がありますが、大きく分けて「火成岩」と「堆積岩」の2種類があります。
① 火成岩の種類
「火成岩(かせいがん)」とは、マグマが冷えて固まってできる岩石のことです。
「火山岩」や「深成岩」も火成岩の一種です。
火成岩は、マグマの冷え方や含まれる鉱物の違いで色々な種類に分けられます。
火成岩の種類や覚え方をより詳しく知りたい方は、下の記事も参考にしてください。
② 堆積岩の種類
「堆積岩(たいせきがん)」とは、長い年月をかけて、石や岩、生物の遺がいなどが堆積して固まったもののことです。
堆積岩には「れき岩」「砂岩」「泥岩」「チャート」「凝灰岩」「石灰岩」の6種類があります。
堆積岩についてより詳しく知りたい方は、下の記事と参考にしてください。