中学校で学習する「天気記号」についてよく理解できていますか?
この記事では、「天気記号」「雲量」「風向・風力」などについて解説しています。
それでは早速、「天気記号の種類」について一緒に学習していきましょう!
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1. 天気記号
① 天気記号とは
「天気記号」とは、「天気の種類を記号で表したもの」のことです。
天気記号には様々な種類があります。
まずは、どんな天気記号があるのか確認しておきましょう!
今回は、代表的な11種類の記号を紹介します。
中でも、黄色のラインを引いた5種類は特に重要なので、必ず覚えるようにしましょう!
快晴 | 晴れ | くもり | 雨 |
雪 | 雷 | あられ | ひょう |
みぞれ | 霧(きり) | 天気不明 |
どれも単純な記号ですが、「くもり」が「◎」など覚えにくいものもあるので、模試や定期テストの前などの前に何度かチェックしましょう!
また、より多くの種類の天気記号について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
⇒ 日本式天気記号(東京学芸大学)
② 「あられ」「ひょう」「みぞれ」の違い
天気記号の中には、区別しづらいものがあります。
それは、「あられ」「ひょう」「みぞれ」の3種類です。
どれも聞いたことはあると思いますが、地域によっては雪やひょうが全く降らない場所もあるので、なかなか区別しづらいですよね。
3種類の天気の違いは次の通りです!
天気 | 天気記号 | 説明 |
あられ | 小さな氷 (直径5mm未満) が降ってくる天気 | |
ひょう | 大きな氷 (直径5mm以上) が降ってくる天気 | |
みぞれ | 雪と雨が 混ざった天気 |
「あられ」と「ひょう」はどちらも氷が降ってくる天気のことですが、氷の大きさによって区別されます。
「あられ」と「ひょう」の天気記号が似ているは、似た天気だからです。
また、「みぞれ」は、「あられ」や「ひょう」のように氷が降ってくるのではなく、雪と雨が混ざった天気のことです。
そのため、「みぞれ」の天気記号は、上半分が「雪」、下半分が「雨」の記号となっていますね。
2. 雲量と天気記号
① 雲量とは
「雲量」とは、「空全体を10としたとき、その何割が雲におおわれているかを数字で表したもの」です。
雲量は、 0 ~ 10までの数字で表されます。数字ごとの天気は次の通りです!
雲量 | 天気 | 天気記号 |
0 ~ 1 | 快晴 | |
2 ~ 8 | 晴れ | |
9 ~ 10 | くもり |
実際の雲量の写真もついでに確認しておきましょう!
快晴 | 雲量0 | 雲量1 |
晴れ | 雲量2 | 雲量8 |
くもり | 雲量9 | 雲量10 |
雲量は、数字の切りが悪く覚えづらいため、入試でもよく出題されます。
入試でよく出題されるのが、それぞれの天気の境界である「雲量 1, 2, 8, 9」あたりなので、注意して覚えるようにしましょう!
② 雲量の覚え方
雲量は、「快晴」「晴れ」「くもり」の3つ全て覚えようとするととても大変です。
そこで、私がおすすめしているのは『真ん中の「晴れ」の雲量だけを覚える』という方法です。
天気が「晴れ」の「雲量 2~8」だけを覚え、「2~8」を基準にして「快晴」「晴れ」「くもり」の全てを覚えてしまいましょう!
「2~8」の間 → 「晴れ」
「2~8」より少ない → 「快晴」
「2~8」より多い → 「くもり」
受験ではたくさん覚えることがあるので、少しでも皆さんの負担を減らすことができれば幸いです(^○^)
3. まとめ
今回は、「天気図記号」と「雲量」について解説しました。
最後に、今回のポイントをおさらいしておきましょう!
① 天気記号は、11種類ある。
② 「あられ」と「ひょう」は、氷が降ってくる天気。「みぞれ」は雨と雪が混ざった天気。
③ 雲量0~1は「快晴」、雲量2~8は「晴れ」、雲量9~10は「くもり」
④ 雲量は、「晴れ」の「2~8」を基準に覚える。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!