化学

状態変化とは【中学 理科】

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中学校の理科では、「状態変化(じょうたいへんか)」について学習しますが、よく理解できていますか?

この記事では「状態変化とは」「状態変化と体積・質量の関係」などをわかりやすく解説しています。

それでは早速「状態変化」について一緒に学習していきましょう!

状態変化とは

状態変化(じょうたいへんか)」とは、物質の状態が変化することです。


※「化学変化(かがくへんか)」とよく間違えるので、注意しましょう。

物質の状態とは、「固体(こたい)」「液体(えきたい)」「気体(きたい)」の3種類のことです。

物質は温度の変化によって、固体・液体・気体の状態を変化させます。


例えば、液体である「」は、温度が0℃以下になると固体である「氷(こおり)」、温度が100℃以上になると気体である「水蒸気(すいじょうき)」へと変化します。

状態変化のまとめ

ちなみに、状態変化では、固体⇆気体を「昇華(しょうか)」、気体→液体を「凝縮(ぎょうしゅく)」、液体→気体を「蒸発(じょうはつ)」、液体→固体を「凝固(ぎょうこ)」、固体→液体を「融解(ゆうかい)」といいます。


余裕がある人は、それぞれの変化の時の名称についても覚えてみましょう。

状態変化と体積・質量

状態変化がおこると、物質の「体積(たいせき)」は変化します。


一般的には物質の体積は、固体より液体、液体より気体の方が大きくなります。


これは、物質を構成する原子や分子が固体より液体、液体より気体の方が動きやすくなるためです。


続いては、物質の質量についてです。


状態変化が起きても、物質の「質量(しつりょう」は変化しません。


これは、物質全体の量は状態変化の前後で変わらないからです。氷が溶けて水になっても水の量は増えたり減ったりしないですよね。

状態変化と「体積」「質量」の関係は高校入試でもよく出題されるので、覚えておいて損はないと思います。

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