中学校では、「純粋な物質(純物質)」について学習しますが、「純粋な物質(純物質)」について説明することはできますか?
この記事では、「純粋な物質(純物質)とは」「純粋な物質(純物質)の種類」「物質の種類」などについて解説しています。
それでは早速、「純粋な物質(純物質)」について一緒に学習していきましょう!
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1. 純粋な物質(純物質)とは
「純粋な物質(純物質)」とは、「1種類の成分からできている物質」のことです。
純粋の物質の例には次のようなものがあります。
【純粋な物質の例】
「食塩(塩化ナトリウム)」、「水」、「酸素」「水素」など
また、「純粋な物質」の大きな特徴として、「化学式で表すことができる」というものがあります。
先ほど紹介した「純粋な物質(純物質)」を化学式で表すと次のようになります。
「食塩」 → NaCl
「水」 → H₂O
「酸素」 → O₂
「水素」 → H₂
2. 純粋な物質(純物質)の種類
「純粋な物質(純物質)」は、「単体」と「化合物」の大きく2つの種類に分けることができます。
① 単体
「単体」とは、「1種類の元素のみでできた物質」のことです。
「単体」を化学式で表すと、1種類の元素記号しか出てきません。
【単体の例】
水素(H₂)、酸素(O₂)、鉄(Fe)、銅(Cu)、炭素(C)など
② 化合物
「化合物」とは、「2種類以上の元素でできた物質」のことです。
「化合物」を化学式で表すと、2種類以上の元素記号がでてきます。
【化合物の例】
例えば、「水」は化学式で書くと、「H₂O」と書くことができます。
「H₂O」の「H」は水素、「O」は酸素のことです。
そのため、水素と酸素の2種類の元素記号が組み合わさって「H₂O」ができているということが分かります。
3. 物質の種類
物質には、「純粋な物質」以外のものも存在します。
物質の種類を図にまとめると、次のようになります。
物質の種類には、「純粋な物質(純物質)」「単体」「化合物」「混合物」などがあります。
物質の種類は、高校でもとても重要なので、必ず覚えておくようにしましょう!
すごくわかりやすいです‼️