中学校の理科では、「非金属」について学習しますが、よく理解できていますか?
この記事では「非金属とは」「身近な非金属の例」などをわかりやすく解説しています。
それでは早速「非金属」について一緒に学習していきましょう!
1. 非金属とは
「非金属(ひきんぞく)」とは、金属以外の全ての物質のことです。
金属でなければ、その物質は必ず非金属になります。
下の周期表の色のついている元素は全て非金属です。
元素は全部で118種類ほどありますが、非金属の元素はその中の17種類ほどになります。
「水素(H)」や「酸素(O)」など知っている物質もあるかと思います。
2. 身近な非金属の例
次に、身近な非金属にはどのようなものがあるか確認していきましょう!
非金属には、たくさんの種類があるので、今回は代表的なものに絞って紹介します。
原子番号 | 物質名 | 元素記号 | 常温・常圧 での状態 |
1 | 水素 | H | 気体 |
2 | ヘリウム | He | 気体 |
6 | 炭素 | C | 固体 |
7 | 窒素 | N | 気体 |
8 | 酸素 | O | 気体 |
9 | フッ素 | F | 気体 |
16 | 硫黄 | S | 固体 |
17 | 塩素 | Cl | 気体 |
どの元素が非金属かという問題はあまり出題されませんが、どれも中学で習う大事な元素なので、どんな元素なのか覚えておくのもいいと思います(^O^)/
3. 物質の種類
最後に、物質の種類について復習しておきましょう!
今回の記事では「非金属」について詳しく紹介しましたが、物質には他にも色々な種類があります。
① 金属・非金属
1つ目は、「金属」と「非金属」です。
「金属」とは、今回紹介したような物質のことです。
「非金属」とは、金属以外の全ての物質のことです。
より詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
② 有機物・無機物
次は「有機物」と「無機物」です。
簡単にいうと、炭素を含む物質を「有機物」。炭素を含まない物質を「無機物」といいます。
より詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
③ 単体・化合物・純物質・混合物
最後は「単体」「化合物」「純物質(純粋な物質)」「混合物」です。
これらの違いは下の図の通りです。
物質には、その特徴や性質によって様々な種類のものがあります。
一度に覚えるのはとても大変なので、忘れてきたころや試験の前などに確認するようにしましょう。