化学

溶媒とは【中学 理科】

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中学校の理科では「溶媒(ようばい)」について学習しますが、よく理解できていますか?

この記事では、「溶媒とは」「溶媒の例」「溶媒の利用例」などについてわかりやすく解説しています。

それでは早速、「溶媒(ようばい)」について一緒に学習していきましょう!

1. 溶媒とは

溶媒(ようばい)」とは、溶液に含まれる液体成分のことです。

工業の世界では「溶剤」とも呼ばれます。

溶液は、溶媒に溶質をとかしてつくります。

身近な「食塩水」を例にあげて考えてみましょう。

食塩水を作るときには、溶媒である「水」に溶質である「食塩」を入れます。

溶液と溶質と溶媒の関係

2. 溶媒の例

溶媒になる物質で一番有名なのが「」です。

水は、物質をよく溶かし、反応しにくく安全なため溶媒によく使われます。

水以外にも、「エタノール」「メタノール」「ヘキサン」「アセトン」「テトラクロロエチレン」などがあります。

溶媒の種類は、定期考査や高校入試で出題されることはないので、覚えなくても大丈夫です。

3. 溶媒の利用例

溶媒は身近なものに使われています。身近なものに使われている溶媒についてご紹介します!

使われているもの溶媒の種類
ドライクリーニングテトラクロロエチレン
シンナートルエン、テルピン油
マニキュアの除光液アセトン、酢酸エステル
接着剤トルエン、キシレン、酢酸エチル
染み抜きヘキサン、石油エーテル
合成洗剤オレンジオイル
香水エタノール

聞いたことがないものも多いかもしれませんが、その用途によって使われる溶媒が全く違うことが分かりますね。

それぞれの溶媒がどのような物質なのか気になる方は是非調べてみてください!

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