中学校の理科では、「プラスチック」について学習しますが、よく理解できていますか?
この記事では「プラスチックとは」「プラスチックの種類」「物質の種類」などをわかりやすく解説しています。
それでは早速「プラスチック」について一緒に学習していきましょう!
1. プラスチックとは
「プラスチック」とは、石油を原料に作られる有機物の物質です。石油を蒸留してできるナフサという物質が原料になります。
「軽い」「安い」「丈夫」「加工しやすい」などの特徴があり、便利なため色々なものに使われます。
2. プラスチックの種類と特徴
中学校で学習するプラスチックの種類は、次の6つです。
① ポリエチレン
② ポリエチレンテレフタラート
③ ポリプロピレン
④ ポリスチレン
⑤ ポリ塩化ビニル
⑥ アクリル樹脂
この6種類の中で今回は特に大切な特徴だけを今回は紹介したいと思います。
同じプラスチックといっても性質も用途も様々です。より詳しい解説をみたい方は下の記事も参考にしてみてください。
3. その他の物質の種類
身の回りには、今回紹介した「プラスチック」以外にもたくさんの種類の物質があります。
そこで、最後に中学校で学習する「金属・非金属」「有機物・無機物」「単体・化合物・純物質・混合物」について紹介したいと思います。
① 金属・非金属
1つ目は、「金属」と「非金属」です。
「金属」とは、今回紹介したような物質のことです。
「非金属」とは、金属以外の全ての物質のことです。
より詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
② 有機物・無機物
炭素を含む物質を「有機物」。炭素を含まない物質を「無機物」といいます。
ちなみに、プラスチックも有機物の一種になります。プラスチックは石油からできているので炭素を含んでいます。
より詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
③ 単体・化合物・純物質・混合物
最後は「単体」「化合物」「純物質(純粋な物質)」「混合物」です。
これらの違いは下の図の通りです。
物質には、その特徴や性質によって様々な種類のものがあります。
一度に覚えるのはとても大変なので、忘れてきたころや試験の前などに確認するようにしましょう。