実験でよく使う「プレパラート」「スライドガラス」「カバーガラス」ですが、その違いを知っていますか?
この記事では、「プレパラート・スライドガラス・カバーガラスの違い」をわかりやすく解説しています。
「プレパラート」「スライドガラス」「カバーガラス」の違いを理解して、友達に説明してあげましょう!
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0. 「実験方法」の記事 一覧
「実験方法」の単元に関係する記事の一覧です!
今、学習している内容がどこにあたるか確認しておきましょう!
① プレパラート・スライドガラス・カバーガラスの違い (←今はここ!)
② スケッチの書き方
1. スライドガラス・カバーガラス・プレパラートの違い
① スライドガラス
「スライドガラス」は、顕微鏡で観察するものをのせるための長方形のガラスのことです。
スライドガラスが観察するものを置く土台となるため、カバーガラスよりも分厚いです。
② カバーガラス
「カバーガラス」は、スライドガラスに観察するものを置いた後、観察するものの上にのせるためのガラスです。
カバーガラスは、観察するものをはさみ込むことで、観察するものを平らな状態にして、安定させます。
また、カバーガラスで観察するものをおおうことで、観察するものが乾燥することを防ぐことができます。
③ プレパラート
「プレパラート」は、「スライドガラス」と「カバーガラス」で「観察するもの」をはさみ込んだもののことです。
つまり、「プレパラート」は、「スライドガラス」+「観察するもの」+「カバーガラス」の状態のことをいいます。
プレパラートは、顕微鏡にセットすることですぐに観察を始めることができます。
2. 【コラム】プレパラートの種類
プレパラートは、保存できる期間やつくり方によって、3種類に分けられます。
● 一時プレパラート
中学の実験でよく自分でつくるプレパラートです。
観察した後はすぐにすてるため、長期間保存するための薬剤などを何も使いません。
● 半永久プレパラート
数年間保存することができるプレパラートです。
カバーガラスを被せた後、保存するために、そのふちをマニキュアなどの薬剤でおおいます。
● 永久プレパラート
割れない限り永久に使うことができるプレパラートです。
合成樹脂で観察するものに完全に封をすることでつくります。
3. まとめ
今回は「プレパラート・スライドガラス・カバーガラスの違い」について簡単に解説しました。
「プレパラート」は、高校になってもよく使うものなので、「スライドガラス」や「カバーガラス」と間違えないように使いたいですね。
最後まで、読んでいただきありがとうございました!
また会おうね~!
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