中学校では、「水上置換法（すいじょうちかんほう）」について学習します。
「水上置換法」は、いろいろな気体を集める時によく使われる方法です。
気体を集める方法には、「水上置換法」以外にも「上方置換法」「下方置換法」の２種類があり、気体の性質によって使い分けます。
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1. 水上置換法とは
「水上置換法（すいじょうちかんほう）」とは、「水で満たしたビンや試験管の中に、気体を集める方法」のことです。
水上置換法のイメージは下のようになります。
2. 気体の性質と水上置換法
① 集められる気体
水上置換法では、「水に溶けにくい」や「水に少し溶ける」という性質をもつ気体を集めることができます。
気体を水上置換法で集めることによって、他の気体が混ざることなく、気体を集めることができます。
② 集められない気体
一方で、水上置換法では、「水に溶けやすい」という性質の気体は集めることはできません。
水に溶けやすい気体を水上置換法で集めると、集めている間に水に溶け、集められる気体の量が少なくなってしまいます。
そのため、水に溶けやすい気体は、「上方置換法」や「下方置換法」を利用して集めます。
「気体の性質」や「気体の集め方」についてより詳しく学習したい方は下の解説を参考にしてください。
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