関数

【Excel】COUNT関数 と COUNTA関数の違いと使い方

1. COUNT関数 / COUNTA関数の基本情報

① COUNT(カウント)関数 / COUNTA(カウント・エー)関数とは?

「COUNT関数」と「COUNTA関数」はどちらもデータの数を数えるための関数です。

例えば、下の画像のようにテストを受けた人数を求めたい時などに利用します。

② COUNT関数の書式

=COUNT(数値1,数値2,数値3,…)

( )の中の数値は最大で255コまで設定することができます。

③ COUNTA関数の書式

=COUNTA(値1,値2,値3,…)

( )の中の値の数は、COUNT関数と同様最大255コまで設定することができます。

2. COUNT関数 / COUNTA関数の使い方

① COUNT関数

今回は、テストを受けた人数を求める場合にについて説明します。

まず、テストを受けた人数を入力したいセルをE3とします。そのため、E3に関数を入力していきます。

今回数えたいのはテストの数値の数(=テストを受けた人数)なので、COUNTの後の( )の中には得点の範囲であるC3:C11を入力します。

COUNT関数は文字列、論理値、空白セルは個数として数えません。

そのため、文字列である「欠」は数えられずに得点の個数のみが数えられ、テストを受けた人数を求めることができるのです。


② COUNTA関数

COUNTA関数は、COUNT関数と同じように、データの個数を数えるための関数ですが、COUNT関数とは異なり空白セルのみを数えません。

そのため、空白以外のデータの個数を数えたい時にはCOUNTA関数を利用します。


3. COUNT関数 / COUNTA関数に関連する関数

COUNTBLANK関数

空白のセルの個数を数えるための関数です。空白のセルの個数を返します。

COUNTIF関数

条件に一致したデータの個数を数えるための関数です。

COUNTIFS関数

複数の条件に一致したデータの個数を数えるための関数です。COUNT関数より多くの条件を設定できます。